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子どもと一緒の災害時にどう備えますか?

3月12日(日)、東日本大震災から7年目を迎え、災害時に小さな子どもと一緒に過ごすための備えをどうしたら良いか、みんなで考えました。

東北大学准教授 柴山明寛先生から、東日本大震災の多賀城市の被災状況や、災害時にどんな対応をするといいのかクイズ形式で教えていただきました。

目の前に子どもがいる時、大地震がおきました。あなたならどうしますか?

1.子どもに覆いかぶさり、子どもを守る。

2.子どもと一緒にテーブルの下に隠れる。

3.子どもと一緒にトイレにかけ込む。

4.すぐに火を消し、扉を開ける。

正解は・・・2または3

小さなお子さんをもつ親は、自分自身の命を守ることも子どものために必要なことです。

ガスコンロなど、今は大きな揺れを感じると自動的に消火される機能がついているものが多く、慌てて火を消す必要はないとのことでした。ご家庭でも確認してみてはいかがでしょうか。

 

津波注意報が発令されました。どこへ避難しますか?

津波注意報は「予想される津波の高さが高いところで0.2m以上、1m以下の場合であって、津波による災害のおそれがある」場合に発令されます。

すぐに最寄りの避難所へ避難しましょう。

 

津波警報が発令されました。どこへ避難しますか?

津波警報は「予想される津波の高さが高いところで1mを超え、3m以下」の場合に発令されます。

すぐに近くの高台や避難ビル、頑丈な高い建物に避難しましょう。

減災グッズを備えよう!

柴山先生から「東日本大震災のような災害はどんな形でやってくるか分かりません。いかに自分の中で消化し、様々な災害に対応できるように備えなければならないですね。」とのお話がありました。

小さな子どもを抱えての災害時は、本当に大変なものです。子どものためにできる備えを見直してみましょう。

0次の備え・・・いつもケータイ

災害はどこでおきるか分かりません。いつも使うバックやポケットに入れ、身につけておくものはどんなものがあるでしょう?飲料水は1人当たり500mlは必要です。ミルクやおむつなど、最低限必要なものは常に持ち歩くと安心ですね。

1次の備え・・・非常持ち出し

1日の多くを過ごす場所には「非常持ち出し品」を備えましょう。とっさの時にさっと持ち出して逃げられるようにコンパクトに1つのリュックにまとめて準備しておきましょう。

2次の備え・・・安心ストック

非常時にライフラインが途絶え、もしもの助けが届かなかったとしても、何日かは自給自足してしのげる物品を備蓄しましょう。

 

尾西食品株式会社さんの提供により、非常食の試食も行いました。そのおいしさに、みなさん驚いていました。

子どもと一緒に過ごす災害時、子どものためにできる備えをもう一度見直してみませんか?

 

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