親子で備える減災・防災


カテゴリー:子育て講話 減災・防災

住んでる地域を知る

東北大学災害科学国際研究所の准教授柴山明寛先生より減災・防災についてお話しいただきました。

「減災」に必要な自助(知識、備え、行動)、共助公助というお話の中で、3日~1週間ぐらいの備蓄をローリングストックすることや水の使用量を減らすことが出来る無洗米の活用等、自分で出来る備えを教えていただきました

2022年5月に公表された宮城県津波浸水想定の津波浸水想定区域データをもとに、それぞれの居住区域の避難場所や避難経路(行動)を確認しました。

参加された方は「今住んでいる地域が東日本大震災の時にどのような被害があった場所なのか」「津波や洪水が発生した時、何が起こることが想定されている地域なのか」などを知ることで非常時に必要なものは何か、どう行動すれば良いか等を考える機会になったようでした。

*質疑応答*

質疑応答では、参加された皆さんの熱心な質問に柴山先生から丁寧に答えていただきました。

避難所等の質問には市の担当者さんよりお答えいただきました。

 

質問の中からいくつか紹介します。

*災害時の連絡ツールとして、その場所で一番つながるのはどんな方法?

*津波の時と洪水の時に車で避難するか迷ったときはどうしたらいいですか?

*子どもを連れて避難所に行く時に持って行くとよい物はありますか?

*避難所に人が多い時の対策はありますか?

*ペットと一緒に避難所に行くことはできますか?

*避難の際に保険証等を持っていなかった場合、病院の受診などはどうなりますか?

 

講話後のアンケートより

・備蓄のことについて知ることができて良かったです

・子どもを連れている避難時に何を持って行くとよいか勉強になりました

・防災について意識を高めることが出来ました。家族と防災について話し合おうと思いました。

・子どもと一緒に参加できる避難訓練に参加したいと思いました。

・災害を経験したことがなく、子どもと一緒の避難に不安がありましたが落ち着いて行動したいと思いました。

・すくっぴーひろばのスタッフから、すごくいいお話が聞けると教えてもらい参加しました。たくさんお話が聞けて良かったです。

・気になっていた質問にも答えていただき参考になりました。

・皆さんの質問には自分では考えつかないものもあり、ためになりました。

 

多賀城市防災情報アプリ

多賀城市には多賀城市防災情報アプリがあります。

市の担当者さんよりチラシを頂き、「多賀城市防災情報アプリ」についてお話いただきました。

防災情報を「わかりやすく」スマートフォンで受け取る事が出来ます。

多賀城市公式のアプリで「無料」で利用できるそうです。

ぜひ活用してください。

 

減災防災や備蓄、避難の方法について、今回の講話の内容を家庭でも改めて考え、話し合う機会になるといいですね。

 

 

 

« »

新着情報&SNS