子どもとの絆を育む子育てのヒント
投稿日:2022年12月15日
カテゴリー:子育て講話
宮城学院女子大学の梅田真理先生をお迎えして、子育て講話を開催しました。
テーマは『子どもとの絆を育む子育てのヒント~どんな子にとっても大切なこと~』。
子ども達は多様!
「うちの子、ちょっと乱暴で…」
「なんだか落ち着きがないなあ」
と我が子の様子が気になることはありませんか?
これは、誰にでもある特徴で、特に幼い頃にはよく見られる特徴だそうです。
公園やスーパーに行ったときに、なかなか帰りたがらなかったり、寝かしつけに時間がかかったり…
どうして他の子と同じように出来ないのかしら…
なんて感じたことは、一度や二度あるのではないでしょうか。
*アラームが鳴れば帰る時間が分かり、帰ることができる
*ママが抱っこしてくれれば、帰ることができる
*電気を消して真っ暗にすれば、眠れる
*手をつないでいれば、眠れる
など…
一人一人やりやすい方法は違うので、その子がやりやすい方法を一緒に見つけること、見つけられるように育てることが大切だそうです。
長い目でお子さんの成長を見守ることができるといいですね。
将来を少し考えてみる
お子さんの将来を考えてみた時、どんな大人になってほしいでしょうか?
大人になった時、自分の得意なこと、苦手なことを適切に把握できることが大切だそうです。
そのためには…
①その子の良いところを何度も言葉で伝えること
②苦手さをカバーする方法を教えること
小さな頃から、周りの大人が何度も言葉で伝えることで、
子どもは自分の良さに気付いていくそうです。
子どもに対する基本的な姿勢
小学生までの子どもに対して、周りの大人はどう接したらいいのかを教えていただきました。
①子どものよいところを見つける(欠点はすぐ見つかるので)
②よいところを伸ばすために「ほめる!」
③子どもの活動は(ぐっとがまんで)見守る!
④ダメなものはダメと信念をもって叱る
(すぐにはできるようにならないことを知っておく)
そして大事なことは、
『親の息抜きも大切に、気長に気楽に付き合う』
ことだそうです。
子育て中は悩みはつきものですが、少し見方を変え、大切にしたいことが分かると気持ちが楽になりますね。
そんなヒントが、たくさん散りばめられた講話でした。
参加されたママパパたちは、先生の話にうなずきながら学びを深めていたようでした。