発達障害について学ぼう
投稿日:2021年11月11日
カテゴリー:ファミリー・サポート
ファミサポ ステップアップ講習会
ファミリー・サポート・センターの協力会員・両方会員向けのステップアップ講習会が、11月1日㈪に行われました。
今回は、宮城学院女子大学の梅田真理先生を講師に迎え、『発達障害のある子どもの理解と支援』についてお話を聴きました。
「発達障害」といっても、その特性や症状は様々。
得意なこと、苦手なことも、その人その人で違います。
・落ち着きがなく、集中が続かない
・乱暴な行動をしてしまう
・周囲の人や物が気になる
こんな様子は、特に幼い頃にはよく見られる特徴です。
小さいお子さんの場合は発達障害かどうかの判断は難しいそうです。
また、どこからが障害か、というはっきりとした境界線もありません。
ポイントは…
*どの段階でつまずいているかに気づく
*特に苦手なことはどんなことかをよく見る
*要因となるものは何かを考える
対応の仕方は…
*認める・ほめる・居場所をつくる
*言葉がけは短く、具体的に伝える
*注意はその場で、一貫した態度で
*本人の言葉に惑わされず、本当の気持ちをくみ取る
*本人のプライドを大切に
これは、特別なことではなく、どのお子さんにとっても大切なこと。
子育てにも通じるものがありますね。
「発達障害はその人の個性なんだな」と感じました。
参加された会員の皆さんも、熱心にメモを取り、学びを深めていました。
今後の活動のヒントにしていただけたら…と思います。