ちょっと詳しくて新しい虫歯の話


カテゴリー:子育て講話

子育て講話を開催しました

12月3日(日)、すくっぴーひろばで子育て講話がありました。

今回は『ちょっと詳しくて新しい虫歯の話』

たくさんの親子が参加され、お子さんの歯みがきや虫歯への関心の高さが感じられました。

 

講師には、皆川歯科医院副院長 皆川 諒さんをお迎えしました。

皆川さんは、すくっぴーひろばおやじの会の会員でもあります。

そのご縁で、おやじの会では毎年「オヤジの歯磨き」講座を開催しています。

毎回大好評の歯磨き講座を、今回は会員以外の皆さんにも聞いていただくことができました!

 

親から子へ虫歯はうつるのか

親子で食器を共有すると、虫歯の原因菌が親から子へ感染すると言われています。

ところが、最近の研究で離乳食開始前の4カ月の子どもに、母親の口腔細菌が発見されたそうです。

また、食器の共有に気をつけていても、子どもの虫歯の発生に差はなかった、という研究結果もあるそうです。

(一般社団法人 日本口腔衛生学会  令和5年8月31日)

 

食器の共有の制限は労力の割に、虫歯予防にはあまり効果的ではないようです。

 

 

虫歯予防のために

 

虫歯を作らないためには、

『砂糖の摂取を控え、親が毎日仕上げ磨きをし、フッ化物を使用すること』

特にフッ化物(フッ素)の使用は、虫歯予防に効果的だそうです。

フッ化物は歯みがき粉にも含まれているので、歯みがき後のうがいはしない、もしくは1回でいいそうです。

 

 

歯みがきは楽しい時間 ♪

 

子どもはなぜ歯みがきを嫌がるのでしょうか?

「恐い」「痛い」「不快」などの経験が積み重なった結果、歯みがきの時間が「嫌な時間」になってしまいます。

お子さんに「歯みがきは楽しい時間 ♪」と思ってもらうことがポイントです。

 

*顔の周りをさわる遊びをし、顔や口を触れられることに慣れてもらう

*お気に入りのおもちゃに歯みがきをさせてみる

*好きな場所、お気に入りの場所で歯みがきする

 

など、皆川さんが実際にお子さんに実践されている方法を、詳しくお話してくれました。

 

そして、親子でお手本を見せてくれました!

 

 

参加者の感想

 

〇医師の方から直接、こんなに丁寧に話を聞くことができて、よかったです。

〇歯の生える前にこのような話を聞けて、とても参考になりました。

〇知らなかったことも多く、聞いてみたかったことも教えていただけて、よかったです。

〇子どもとコミュニケーションをたくさん取りながら歯みがきをしたいと思います。

 

講話の資料は、ひろばに置いてあります。

必要な方、ぜひ手に取ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

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