子どもはチームで育てよう!
投稿日:2023年10月27日
カテゴリー:子育て講話
すくっぴーひろばで子育て講話を行いました。
『子どもはチームで育てよう!』というテーマで、東北福祉大学教授 塩野悦子先生を講師にお迎えしました。
チームDE育児
子どもはとってもかわいい存在ですが、毎日その子に向き合い、育てていくのは本当に大変ですよね。
だからこそ、チームが必要!
子育ては【決して一人ではしない】、【夫婦だけではしない】ことが、鉄則だそうです。
妊娠したら、自分の育児チームを作りましょう!
*チーム員はスカウト性⇒「私のチームに入ってください」とお願いする
*自分にとって大切な人は誰かを日頃から考える習慣をつける
*チームのパワーを信じ、がんばらない自分を常にほめる
*チーム員は、子どもの成長を一緒に分かち合える仲間
*「私の育児に意見はありますか?」と育児会議を開こう
一人ではない、と思うと心強いですね。
今さら聞けない産後夫婦のやり取り
「産後クライシス」という言葉を聞いたことはありますか?
「クライシス」とは「危機」という意味で、産後だけでなく家族のライフスタイルにおいて、1つのステージから次のステージに移行する時には、誰でもが危機に直面するそうです。
では、そのクライシスを乗り切るにはどうすればいいのでしょうか。
塩野先生が子育て期の夫婦40組から話を聴きとり、ある法則が分かったそうです。
それは…
2つのゲートを開けましょう!
1つ目のゲートは、【夫の子どもの世話ゲート】
このゲートをうまく開ける方法は
*夫と子の接点を作る
*夫のやる気を促す
*夫のぎこちなさを大目に見る
パパになるレールを上手に敷いてあげることが大切だそうです。
2つ目のゲートは、【妻の負担軽減ゲート】
このゲートをうまく開ける方法は
*大変な妻をしっかり見守る
*妻の話をよく聞く
*妻に言葉を掛ける
*妻の作業を減らす
*妻のストレス発散をうまく支える
夫からの労いは妻をいやす魔法の言葉だそうです。
ゲートを開ける鍵は、パパとママ、どちらも持っています。
意図的に開けるようにすることが大切だそうです。
講話の後は、グループに分かれてパパママトーク。
自己紹介をした後、講話を聞いての感想や感じた事などをお話して頂きました。
ママ達の感想は…
「パパに強い口調で言っていたな…反省」
「もっとパパに頼ってもいいんだな、と思いました」
「パパの手際に口を出したくなったけど、自分の言葉がけしだいなんだな、と思いました」
「妊娠中は、何とかなると思っていました…」
「子育てはチームが大事、とよくわかりました」
パパ達の感想は…
「なるべく一緒に子育てしたいが、平日は時間がなくて…」
「ママの負担をどう減らせるか、と思っています」
「ママが楽しめる時間を作ってあげたいと思いました」
「土日にできることをします」
お一人のパパが
「仕事から帰った時、ママに今日も無事にこの子を生かしてくれてありがとう、と伝えています」
と話してくれた時、会場から大きな拍手が起こりました…!
そんなおおらかな気持ちで、楽しく温かい子育てができるといいですね!
次回の子育て講話は
【ちょっと詳しくて新しい虫歯の話】
講師:皆川歯科医院 副医院長 皆川 諒氏
日時:令和5年12月3日(日) 10:00~11:30
場所:すくっぴーひろば
申込開始:
市内の方…令和5年11月19日(日)~
市外の方…令和5年11月26日(日)~
みなさんのご参加、お待ちしています。