子どもはチームで育てよう!


カテゴリー:子育て講話

 

すくっぴーひろばで子育て講話を行いました。

『子どもはチームで育てよう!』というテーマで、東北福祉大学教授 塩野悦子先生を講師にお迎えしました。

 

チームDE育児

子どもはとってもかわいい存在ですが、毎日その子に向き合い、育てていくのは本当に大変ですよね。

だからこそ、チームが必要!

子育ては【決して一人ではしない】【夫婦だけではしない】ことが、鉄則だそうです。

 

妊娠したら、自分の育児チームを作りましょう!

*チーム員はスカウト性⇒「私のチームに入ってください」とお願いする

*自分にとって大切な人は誰かを日頃から考える習慣をつける

*チームのパワーを信じ、がんばらない自分を常にほめる

*チーム員は、子どもの成長を一緒に分かち合える仲間

*「私の育児に意見はありますか?」と育児会議を開こう

 

一人ではない、と思うと心強いですね。

 

今さら聞けない産後夫婦のやり取り

 

「産後クライシス」という言葉を聞いたことはありますか?

「クライシス」とは「危機」という意味で、産後だけでなく家族のライフスタイルにおいて、1つのステージから次のステージに移行する時には、誰でもが危機に直面するそうです。

 

では、そのクライシスを乗り切るにはどうすればいいのでしょうか。

 

塩野先生が子育て期の夫婦40組から話を聴きとり、ある法則が分かったそうです。

それは…

 

2つのゲートを開けましょう!

1つ目のゲートは、【夫の子どもの世話ゲート】

このゲートをうまく開ける方法は

*夫と子の接点を作る

*夫のやる気を促す

*夫のぎこちなさを大目に見る

 

パパになるレールを上手に敷いてあげることが大切だそうです。

 

 

2つ目のゲートは、【妻の負担軽減ゲート】

このゲートをうまく開ける方法は

*大変な妻をしっかり見守る

*妻の話をよく聞く

*妻に言葉を掛ける

*妻の作業を減らす

*妻のストレス発散をうまく支える

 

夫からの労いは妻をいやす魔法の言葉だそうです。

 

 

ゲートを開ける鍵は、パパとママ、どちらも持っています。

意図的に開けるようにすることが大切だそうです。

 

講話の後は、グループに分かれてパパママトーク。

自己紹介をした後、講話を聞いての感想や感じた事などをお話して頂きました。

 

ママ達の感想は…

「パパに強い口調で言っていたな…反省」
「もっとパパに頼ってもいいんだな、と思いました」
「パパの手際に口を出したくなったけど、自分の言葉がけしだいなんだな、と思いました」
「妊娠中は、何とかなると思っていました…」
「子育てはチームが大事、とよくわかりました」

 

パパ達の感想は…

「なるべく一緒に子育てしたいが、平日は時間がなくて…」
「ママの負担をどう減らせるか、と思っています」
「ママが楽しめる時間を作ってあげたいと思いました」
「土日にできることをします」

 

お一人のパパが
「仕事から帰った時、ママに今日も無事にこの子を生かしてくれてありがとう、と伝えています」
と話してくれた時、会場から大きな拍手が起こりました…!

そんなおおらかな気持ちで、楽しく温かい子育てができるといいですね!

 

 

 

次回の子育て講話は

【ちょっと詳しくて新しい虫歯の話】

講師:皆川歯科医院 副医院長 皆川 諒氏

日時:令和5年12月3日(日) 10:00~11:30

場所:すくっぴーひろば

 

申込開始:

市内の方…令和5年11月19日(日)~

市外の方…令和5年11月26日(日)~

 

みなさんのご参加、お待ちしています。

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