救命講習会を行いました
投稿日:2023年8月27日
カテゴリー:ファミリー・サポート
8月23日(水)多賀城消防署の消防士さんを講師に迎えて救命講習会を行いました。
ファミリー・サポート・センターの協力会員さんとすくっぴーひろばのスタッフが参加して、心肺蘇生法とAEDの使い方を学びました。
家族や友人が突然、病気やけがで倒れてしまったら…
そんな時、救命方法を知っておくと慌てずに行動することができると思います。
【心肺蘇生法】
① 耳元で呼びかけながら肩を叩き、反応を確認する
② 反応が無ければ、近くにいる人に119番通報とAEDを持ってきてもらうようお願いする
③ 胸と腹部の動きを見て、呼吸を確認する
④ 普段通りの呼吸が無ければ、胸骨圧迫(心臓マッサージ)をする
⑤ AEDが届いたら、使用する
119番通報をすると、消防署の方が電話口で何をすればいいのか教えてくれます。
スマホをスピーカーに設定すると両手が空き、通話しながら救命活動を行うことができるそうです。
また、新型コロナウイルス感染症への感染をふせぐためには…
*顔を近づけすぎない
*ハンカチやタオルがあれば傷病者の鼻と口にかぶせる
*救助者もマスクを着用する
*人工呼吸は行わない(乳児・小児等、場合によっては実施も可)
乳児の救命処置
1歳未満の子どもの救命処置は、成人や小児への対応と少し違います。
乳児に適した救命処置も学びました。
【胸骨圧迫】
① 両乳頭を結ぶ線の少し足側を目安とした胸骨の下半分を圧迫する
② 指2本で行い、胸の厚さの3分の1まで沈むくらいの強さで圧迫する
③ 1分間に100~120回のテンポで、絶え間なく圧迫する
【AEDの使用】
① AEDを傷病者の近くに置き、ふたを開け電源を入れる
② 傷病者の服を取り除き、胸をはだける
③ 小児用電極パッドや小児モードで使用する
AEDの音声メッセージの指示に従って、電気ショックを行います。
胸骨圧迫は、AEDによる心電図の解析や電気ショックなど、やむを得ない場合を除き、救急車が到着するまでできるだけ続けます。
今回、初めて参加された会員さんもいらっしゃいました。
定期的に受講すると、手順や方法を再確認することができます。
来年も開催予定ですので、ぜひ一緒に学びましょう!