子どもを虐待から守るために


カテゴリー:ファミリー・サポート

今年度最後の、多賀城市ファミリー・サポート・センター「協力・両方会員の集い」を開催しました。

この日は、多賀城市出前講座『子どもを虐待から守るために』の講話を聴き、虐待についての知識と理解を深めました。

 

「虐待」と言われるものは、叩くなどの身体的苦痛を与えるものだけではありません。

〇家の外に締め出す

〇お風呂に入れない・汚れた服を着させるなどの不衛生

〇本人の意思に反して学校に行かせない

〇子どもの前で夫婦げんかをする(面前DV)

 

こんなことも虐待に当たります。

 

最近の全国の虐待相談件数は、増加傾向にあります。

これは通告への意識の高まりと、面前DV が虐待と認識されるようになったためと考えられています。

 

早期発見で虐待予防

虐待が発生する要因として考えられるものは

〇親の成育歴

〇経済的な問題

〇産後うつ

〇子どもの障害、性格

〇社会的な孤立などの子育て環境

 

などがあげられますが、要因があるからといって必ず虐待につながるわけではありません。

傷が浅いうちの早期発見が大切です。

みんなで育児を支える社会に

ファミリー・サポート・センターでは、子育て中のママパパからお子さんをお預かりするサポートを行っています。

 

そんな活動をしている、協力・両方会員さんにできることを教えていただきました。

 

★子育て家庭をあたたかく見守ってください。

★相談があったら、責めずに話を聞きましょう。

★市役所への相談を進めましょう。

★子どもから相談があった場合は、まず保護者に話をしましょう。

 

虐待に気づいた時の対応の仕方も、分かりやすく教えていただきました。

 

協力・両方会員の皆さんの活動が、子育て中のママパパの力になることでしょう。

 

 

子どもを健やかに育むために

厚生労働省から、

子どもを健やかに育むために ~愛の鞭ゼロ作戦~

体罰等によらない子育てを広げよう!

というパンフレットが出ています。

 

パンフレットはひろばにも置いてありますが、厚生労働省のホームページからも見ることができます。

どのように子どもに関わればいいのか、具体的に分かりやすく載っています。

ぜひご覧ください。

 

 

 

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