子どもを虐待から守るために
投稿日:2023年2月18日
カテゴリー:ファミリー・サポート
今年度最後の、多賀城市ファミリー・サポート・センター「協力・両方会員の集い」を開催しました。
この日は、多賀城市出前講座『子どもを虐待から守るために』の講話を聴き、虐待についての知識と理解を深めました。
「虐待」と言われるものは、叩くなどの身体的苦痛を与えるものだけではありません。
〇家の外に締め出す
〇お風呂に入れない・汚れた服を着させるなどの不衛生
〇本人の意思に反して学校に行かせない
〇子どもの前で夫婦げんかをする(面前DV)
こんなことも虐待に当たります。
最近の全国の虐待相談件数は、増加傾向にあります。
これは通告への意識の高まりと、面前DV が虐待と認識されるようになったためと考えられています。
早期発見で虐待予防
虐待が発生する要因として考えられるものは
〇親の成育歴
〇経済的な問題
〇産後うつ
〇子どもの障害、性格
〇社会的な孤立などの子育て環境
などがあげられますが、要因があるからといって必ず虐待につながるわけではありません。
傷が浅いうちの早期発見が大切です。
みんなで育児を支える社会に
ファミリー・サポート・センターでは、子育て中のママパパからお子さんをお預かりするサポートを行っています。
そんな活動をしている、協力・両方会員さんにできることを教えていただきました。
★子育て家庭をあたたかく見守ってください。
★相談があったら、責めずに話を聞きましょう。
★市役所への相談を進めましょう。
★子どもから相談があった場合は、まず保護者に話をしましょう。
虐待に気づいた時の対応の仕方も、分かりやすく教えていただきました。
協力・両方会員の皆さんの活動が、子育て中のママパパの力になることでしょう。
子どもを健やかに育むために
厚生労働省から、
というパンフレットが出ています。
パンフレットはひろばにも置いてありますが、厚生労働省のホームページからも見ることができます。
どのように子どもに関わればいいのか、具体的に分かりやすく載っています。
ぜひご覧ください。