幸せの秤(はかり)
投稿日:2020年10月24日
カテゴリー:すくっぴー★スタッフ日記
私は、少しクセのある食べ物が好きです。
今の季節では、青じそ、しその実、茗荷(みょうが)、そしてアケビ。
アケビは食べられること、知ってますか?
私の出身の山形では、アケビの中も食べるけど、実の外側も食べます。ほろ苦いものですが、日本酒にも合い美味しいです。肉みそに青じそ、しその実をたっぷり入れ、甘みそ仕立てにします。とは言っても大人の味です。(けっこう苦い。)
近所の方のお庭でなるアケビを、何年も前からいただいています。私が、「山形では料理して食べる」と伝えてから毎年届きます。
「出来上がったアケビの肉みそづめを届けるよ」と言っても、「食べるものじゃない」と思っているのか・・・今まで受け取ってもらった事はありません。
それでも、捨てるのはもったいないからと、いつも持って来てくれるのです。
私は私で「捨てられてしまう物を生かした」ことが誇らしく、食べてもらえなくても「まあいいか」と思っています。
そして、料理して面白く、食べて美味しく、「私、幸せ!」と感じています。
アケビ(ちょっと特殊?)のこと以外にも、これまでの自分の経験と違う事象に出会うと新鮮な驚きがあります。人にはいろいろな選択・考えがあり、それぞれ自分の秤がある気がします。
私は時々、“他の人と比べての尺度”になる事があります。そんな時は、けっこう焦って生活してるように感じます。
自分が幸せと感じる時は、ゆったりとした気持ちになりますから。
あなたが持っている秤(はかり)は、どんなのかな?
諏訪部 美智江
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