おうちでできる性教育


カテゴリー:子育て講話

6月30日(月)、子育て講話を開催しました。

講師に助産師の佐々木愛里氏をお迎えし、『難しくない!0才~のおうちでできる性教育』についてお話をしていただきました。

自分の大切さを伝えたい

「性教育」と聞くと、

難しい、どう伝えたらいいのか分からない、というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

 

性教育=生教育

命について知ること

生きることを考えること

と、講師の佐々木さんはお話されていました。

 

日常の親子のかかわりの中で、できることはたくさんあります。

★抱っこのぬくもり(心地よい接触を知る)

★ポジティブな声がけ(自己肯定感)

★おむつ交換時の言葉がけ(プライベートゾーンの大切さの刷り込み)

 

プライベートゾーンとは、「水着を着た時に隠れる部分」「口」のことで、自分だけが見たり触ったりしてもよい所です。

 

例えば、お風呂に入っている時に「お尻を洗ってもいい?」とお子さんに了解を得てから洗ったり、他の人がいる前でおむつ替えや着替えをしない、等の配慮が必要です。

 

このような経験を積み重ねていくことで、

「あなたの体は、あなただけの大切なもの」

というメッセージを受け取り、心地よさや「自分の体は大切」という実感を持つようになるそうです。

 

そして、周りの人達のことも大切に思えるようになり、性被害から身を守ることに繋がるそうです。

 

信頼できる大人になるために

「赤ちゃんってどこから来るの?」

「どうやっておなかに入ったの?」

弟や妹が生まれて、そんな疑問を持つようになるお子さんもいるでしょう。

 

性教育は、子どもが「知りたい!」と思った時がチャンス。

タブーにしないためにお子さんに返してほしい言葉が

「いい質問だね~!」です!

 

お子さんの気持ちを尊重し、何かあったら相談したいと思ってもらえるようになるそうです。

 

お子さんに伝えるには、絵本が便利です。

佐々木さんが、たくさんの絵本の中から

『うまれるまえに きーめた』(サンマーク出版)

を読んでくださいました。

お子さんと一緒に、図書館や本屋さんで手に取ってみるのもいいですね。

 

何でも話せる家庭環境信頼できる親子関係が、性教育で一番大切なことだそうです。

 

ご家庭でできることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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