ミニマネー講座~いくら必要?教育資金・老後資金
投稿日:2025年3月24日
カテゴリー:ファミリー・サポート 子育て情報
協力・両方会員の集いを開催しました
2月27日(木)、今年度最後の「協力・両方会員の集い」を行いました。
今回のテーマは『ミニマネー講座~いくら必要?教育資金・老後資金』。
講師は東北財務局の石山さん、古溝さんのお二人をお迎えしました。
ライフプランと人生三大資金
ライフプランとは、「将来どんな人生を送りたいか」についての構想を描くこと。
「5年以内にもう一人子どもが欲しいなあ」
「10年後にはマイホームを持ちたいなあ」
「老後は海外旅行をしたいな」
など、ご家庭によって様々な生活設計があると思います。
ライフイベントに必要なお金の目安を知って、計画的に備えることが大切だそうです。
人生の三大資金とは、「教育資金」「住宅資金」「老後資金」です。
【教育資金】
幼稚園から大学まですべて国公立の場合、約800万円。
すべて私立の場合は、約2,000万円と言われています。
お子さんの人数や、物価上昇率、塾や習い事、部活動の有無などによって、上記の金額も変わってきます。
【住宅資金】(宮城県平均)
注文住宅…3,448.5万円
建売住宅…2852.1万円
マンション…4270.8万円
土地付きの場合や、住む地域によって金額は変わるので目安となります。
【老後資金】
毎月の年金額がいくら受け取れるのかにより、どのくらい老後資金を準備しなければならないのかが決まります。
必要な資金を準備しよう
貯蓄は日々のやりくりの中から確保しますが、目的別に貯めることがおすすめだそうです。
例えば…
①生活防衛費(3~6か月分)
急な出費等の備え…預貯金、現金
②使う予定のお金
イベント資金…国債、定期預金、学資保険、財形
③当分使わないお金
余裕資金…投資信託、NISA、iDeCo
など、それぞれのご家庭の状況に合わせて準備できると心強いですね。
NISAは、少ない金額から投資ができる制度のことです。
iDeCoは、個人型の年金制度です。
どちらも税制優遇措置があります。
参加者の感想は…
講師のお話に、熱心に耳を傾けていたファミサポ会員の皆さん。
会の最後に、お一人ずつ感想を話していただきました。
「具体的な資金額が分かったので、何か始めたいと思った」
「もっと早く知りたかった」
「お金のセミナーは敷居が高くて受けたことがなかったが、今日ここで話が聞けてよかった」
家族の暮らしのための大切なお金の話、あらためて考える良い機会になりました。