すくっぴー親子DE減災・防災&避難訓練
投稿日:2024年10月10日
訓練の大切さを実感!!
9月26日(木)は減災・防災の講話と避難訓練を行いました。
東北大学災害科学国際研究所の准教授柴山明寛先生をお招きし、地震や津波による災害について学びました。
先生のお話から、災害が起きた時に子どもと一緒に避難(逃げる)することをイメージ。
避難にかかる時間は、途中で起きる様々な事象によって変わってしまうことをクイズ形式で考えました。
地震が起きた想定での避難訓練
まずは地震発生を想定して、シェイクアウト訓練。
揺れが大きい時や長く揺れているときは実際の時間より長く感じ、慌てて行動しがちですが、まずは冷静に身の安全を確保しましょう。
地震発生時のシェイクアウト訓練とは?
初めに倒れてくるものや落ちてくるものがないか周囲の状況を確認する
姿勢を低くして頭部を守る方法を取る
動かずに揺れが収まるのを待つ
揺れが収まるのを待ち、駅前ロータリー付近への一時避難
【子どもと一緒に階段で避難する体験をしました】
シェイクアウト訓練の後は駅のロータリー付近に一時避難。
今回は地震の為停電になりエレベーターが使用できない想定で、階段を使っての訓練!!
その後、大津波警報が発令された想定で、多賀城市文化センターまで避難する訓練を行いました。
皆さんは、もし2階以上に子どもと一緒に居る時に災害が起き、停電になった時どうしますか?
☆子どもを抱っこ(おんぶ)して階段を下りる?
☆子どもと手をつないで階段を下りる?
☆ベビーカーを運んでくれる人を探して子どもを抱っこし、ベビーカーで移動できるところまで移動し、乗せる?
普段からいろいろな場面を想定して考えておくと良いですね。
*災害が起きた時の避難場所やそこまでの経路を確認しておくこと
*普段から備蓄について考えたり、家族で連絡方法について話をしてみること
それらが減災・防災に繋がることを実感しました。
【文化センターまで避難し柴山先生より講評をいただきました】
~参加された方のアンケートより~
・東北大学の先生から専門のお話を聞けたことや実際に避難する経験をすることが出来て良かったです。
・子連れで坂道を歩くのは思ったより大変でした。
・実際に子どもを連れて歩くと短い距離が遠く感じました。これに避難用品を持って歩くと大変だと思いました。より防災について考えたいと思いました。
・貴重な経験になりました。子どもを連れてとっさに逃げるのは大変。靴を履かせるだけでかなり大変そうです。
・避難ルートの確認、道路や周りの環境を実際に見ながら練習できて良かったです。子どもの安全を守るためにも、自分の安全のための準備をしっかりしようと思いました。避難の際に持って行った方がいいものや代替品の講座があるとありがたいです。
・実際に避難をしてみて子どもと一緒に避難するときの注意点が知れたり、準備等に時間がかかりそうなことが分かったりしました。また、ボランティアさんに手伝いしていただき、とても助かりました。
・避難までの時間についてその場の状況によっていろいろな選択肢を考えないといけないと改めて感じました。
・子どもを連れての避難が大変だと感じた。日頃から防災意識をもって行動することが大事だと思った。
多賀城市役所危機管理課、子ども政策課の職員の方には、すくっぴーひろばから文化センターまで安全に避難訓練を行えるよう横断歩道での誘導等にご協力いただきました。ありがとうございました。
次回のすくっぴー親子DE減災防災講話は3月17日(月)です。
ご参加お待ちしております。