知って納得 子どものイヤイヤ


カテゴリー:子育て講話

 

6月3日(月)、今年度第1回目の「子育て講話」を開催しました。

今回は『知って納得 子どものイヤイヤ 0~3歳までの子どもの発達と関わりについて』

講師に(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ 遠藤ミユさんをお迎えしました。

 

 

発達の状況を理解することの大切さ

子どもは毎日成長していきます。

その発達の状況を理解することで、子どもが求める援助・関わりを理解するヒントになります。

 

【0歳前半】

身体全体を使って周りの世界を知る時期

…ふれあいが心の豊かさにつながります。

目を見て対応する・同じように声を出す・わらべうたや手遊び、ベビーマッサージをする

 

【0歳後半】

伝わる喜びをもとに落ち着きが生まれる時期

…誰かと共有できるようになります。

子どもの傍らで様々な感動を共有し、気持ちを代弁する⇒「楽しい」や「悲しい」などを理解するようになる

また、自分から「○○へ行きたい」「△△をしたい」と願いを持って運動機能を獲得できるような遊びを工夫する

 

【1~2歳】

自分に誇りを持つ時期

…「イヤイヤ」が始まります。

子どもと同じ目線に立ち、何度でも伝える

子どもが自分の意志で動けるように導く⇒選択肢を与える・時間的な間をあける・あらかじめ伝える

 

【2~3歳】

ワガママ・ダダコネの時代

…「イヤ!」から要求へ

要求には『言葉通りの要求』と『自我の要求』の二つの意味がある

子どもを尊重するとは、「思い」を尊重すること

⇒できていることに目を向け、認める・全肯定する気持ちで対応する

 

 

「だいすき」に勝る関りはない

 

子どもの発達段階を理解して、関わり方を工夫することは大事なことですが、日々の忙しさでそんな余裕がない時もあると思います。

 

”両親からの「だいすき」「たいせつ」に勝る関りはない”

 

と、講話の最後に遠藤さんはお話されていました。

 

お子さんを大切に思う気持ちを大事にして、イヤイヤ期を乗り越えられるといいですね。

 

今後の子育て講話は…

 

10月3日(木)  『ライフキネティック』

講師:ベアシーク  熊谷 有嗣氏

※多賀城市ファミリー・サポート・センターの「ステップアップ講習会」と合同で行います

 

2月13日(木)  『子どもの病気と対応』

講師:多賀城市保健師

 

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