保健師さんに学ぼう ~子どもの病気と対応~
投稿日:2021年10月25日
今年度2回目の子育て講話は、多賀城市の保健師さんを講師にお招きし『子どもの病気と対応』をテーマに行いました。
小さなお子さんがかかりやすい病気についてのお話。
例えば…
【RSウイルス】
呼吸器に症状が現れる、風邪に似たような病気。
重症化しやすく、身体からウイルスを出さないと治らない。
2才までにほとんどの子どもが感染する病気で、予防法はない。
【乳幼児嘔吐下痢症】
ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウィルスなどが胃腸に感染して起こる。
脱水症状が起きやすいので水分補給をしっかりと。
【インフルエンザ】
インフルエンザウイルスによる流行性感冒。
高熱・だるさなど、風邪とは異なる症状が特徴。
いずれの病気も、感染したら脱水症状を防ぐために水分補給が大切です。
口唇の渇き、排尿回数の減少、ぐったりしているなどが、脱水症状を見分けるコツです。
子どもが病気になった時の対応については、《すくすく》の32ページに掲載されています。
ぜひ参考にしてくださいね。
最後に、感染症の予防に重要な手洗いをチェック!
ばい菌に見立てたクリームを手に塗って、いつものように手洗いをしてから、紫外線ライトを当てると…
洗い残した所が一目瞭然。
爪の付け根や指と指の間は、汚れやばい菌が残りやすいそうです。
石けんをつけて30秒、よく洗うのが正しい手洗いの仕方です。
ウイルスを家庭内に持ち込まないためにも、手洗いはしっかり行いたいですね。
参加した方の中には、「うちの子、まだ熱を出したことがないんです」という方も…。
皆さん、メモを取りながら真剣に話に耳を傾けていました。
ママが学んでいる間、子ども達はボランティアさんと遊びながら静かに過ごしていましたよ。